上司による評価のバラつきをなくすための対策

2023.09.17

人事評価の課題の一つが、上司による評価のバラつきです。上司によって評価基準や評価方法が異なると、部下は不公平感や不満を抱きます。また、組織全体としても、能力や成果に応じた適切な人事配置や報酬ができません。そこで、上司による評価のバラつきをなくすための対策を紹介します。

評価者訓練

人事評価は誰にでも容易にできるものではありません。いくら仕事ができる上司であっても人事評価については基本からしっかりと訓練する必要があります。人事評価の目的や評価手法、評価時に陥りやすいエラー、組織の評価基準など基礎的なことから習得することで上司による評価のバラつきを減らす対策となります。
ただし、それだけでは足りません。評価者訓練を行っただけでバラツキがなくなれば多くの企業が悩むことはないと思います。評価者訓練は最初に行うべき最低限の対策です。

評価基準の具体化・明確化

評価基準をわかりやすい具体的な表現で明確にすることです。組織の目標や方針に沿った具体的な評価項目や指標を設定し、上司と部下が共有することが必要です。評価基準が曖昧だと、上司の主観や好みに左右されやすくなります。評価基準を明確にすることで、上司は客観的に部下の業績を判断できますし、部下も自分の目標や期待値を把握できます。

評価調整会議の実施

上司による評価のバラつきをなくす対策として最も有効なのが評価者調整会議です。上司評価の完了後、評価者および上位評価者で集まって評価の良否を検討する会議です。上司同士でお互いの評価を見せ合い、評価結果について意見を言い合い、最終的な評価を調整する会議です。判断に迷う場合はより上位者の助言や意見を参考にします。この会議を繰り返しおこなうことによって、それぞれの上司が組織の評価基準、判断基準を吸収でき、評価の精度が着実に上がっていきます。私がこれまで人事評価のコンサルティングを展開してきた中で、これが上司による評価のバラつきをなくす最も効果的な対策になると実感しています。

評価のバラつき対策まとめ

以上のように、「上司による評価のバラつきをなくすための対策」は、以下の3つのポイントにまとめられます。
・評価者訓練
・評価基準の具体化・明確化
・評価調整会議の実施
これらを実践することで、上司も部下も納得できる人事評価制度を構築できるでしょう。特に評価調整会議の実施は最も有効です。

評価のバラつきをなくすためには、人事評価システムを活用しましょう





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